
近況報告
伊藤泰史先生による抄読会が開催されました。テーマは「Impact of neoadjuvant chemotherapy followed by interval debulking surgery on survival in women with advanced non-serous ovarian, fallopian tube, or primary peritoneal cancer」でした。
2025年11月28日~29日、佐賀県のメルキュール佐賀唐津リゾートで開催された、第24回日本婦人科がん分子標的研究会に参加してきました!
当医局からは口演で
伊藤泰史先生が「MDM4阻害薬CEP-1347は卵巣明細胞癌細胞の野生型p53を活性化し増殖を抑制する」
堀川翔太が「卵巣癌におけるポリアミン阻害剤による腹水産生抑制効果」 を発表しました。
また、永瀬智先生が特別講演の座長を務められました。
基礎研究がメインの学会であり、各大学から発表された基礎研究の成果は非常に示唆に富み、分子メカニズムに立脚した研究の重要性をあらためて実感するとともに、大きな刺激を受けました。
本研究会で得られた知見を、今後の研究および診療に活かしてまいります。
(山形は雪が降り始めましたが、佐賀は紅葉が見ごろで暖かかったです。)
2025年12月12日(金)に山形大学産婦人科医局・6東病棟の合同忘年会が開催されました。
大学病院・関連病院合わせて約50名が参加し、クイズ大会など大変盛り上がり賑やかな会となりました。



2025年12月10日~11日、兵庫県のアクリエひめじで開催された、第54回日本免疫学会学術集会に当科の山口理紗子が参加し、「Increased Spp1 expression and tumorigenesis in mammary glands of IL-21 isoform transgenic mice」をポスターで発表しました。
この学会はシンポジウムやポスターがすべて英語であり、英語力向上の必要性を強く実感する機会となりました。大学院の卒業に向けて日々の研究を引き続き頑張っていきたいと思います。

安田綾香先生による抄読会が開催されました。テーマは「The ratio of soluble fms-like tyrosine kinase 1 to placental growth factor predicts time to delivery and mode of birth in patients with suspected preeclampsia: a secondary analysis INSPIRE trial」でした。
2025年12月6日 山形大学医学部CBT室にて第29回山形産婦人科内視鏡の会を開催しました。
今年は特別公演に新百合ヶ丘総合病院 有馬宏和先生をお招きし、「若手こそできる!!新旧技術の融合」のタイトルでご講演いただきました。
また、ビデオクリニックで遠藤輝人先生(山形県立新庄病院)、小幡美由紀先生(山形県立中央病院)、伊藤友理先生(公立置賜総合病院)の手術画像を供覧しながら、有馬先生を始めとした複数の内視鏡技術認定医の先生のお考えを聞くことができました。
県内外から30人以上の参加者が集い、腹腔鏡手術へのモチベーションがさらに上がる会となりました。



福長健史先生による抄読会が開催されました。テーマは「Not Closing Compared With Closing the Endometrial Layer During Cesarean Delivery: A Systematic Review and Meta-analysis」でした。
清野学先生による抄読会が開催されました。テーマは「A pioneering artificial intelligence tool to predict treatment outcomes in ovarian cancer via diagnostic laparoscopy」でした。
松川淳先生による抄読会が開催されました。テーマは「Retained products of conception(RPOC)の治療戦略」でした。
11/07(金) 山形国際ホテルにて、山形大学5年生対象のキャリアパスセミナーが開催されました。少しずつ考え始める時期となった進路・キャリアパスに関して、産婦人科のみに留まらず、医師としての在り方・生き方に関して、様々な学生と懇親を持ちました。
二次会では、産婦人科に興味を持ってくれている学生さんと共に、産婦人科に関して語り合いました。
11/12(水) 当講座へ入局を考えてくれている山形大学6年生の皆さんと卒業試験お疲れ様会を開催しました。5年生よりも一歩踏み込んだ、研修医生活やライフスタイルに関して語りあうと共に、いよいよ3か月後に迫った国家試験合格へ向けて、熱い激励をいたしました!
産婦人科の未来は輝かしいようです!
皆さんと共に働ける日が来ることを心待ちにしております!!
(文責:堀川)