近況報告
2019年7月23日
神奈川県立こども医療センター 新生児科 川滝元良先生を講師にお招きして
【第9回 山形STICセミナー】を開催しました。
今回は、
・TOF~PAVSDまで
というテーマて学びました。
次回は8月27日に開催の予定です。
記事は髙橋可菜子先生に書いて頂きました。
2019年7月13日(土)~15日(月)に、長野県松本市で第55回日本周産期・新生児医学会総会および学術集会が開催されました。当科からは堤先生、渡邉先生、深瀬先生、奥井先生と髙橋(可)が参加しました。
1日目は深瀬先生が『当院における全身性強皮症合併妊娠に関する検討』(口演)を発表し、2日目は渡邉先生が『母子手帳交付時のリスク因子から産後の支援を考える』(口演)、奥井先生が『卵巣子宮内膜症性嚢胞の癌化を疑い妊娠中に手術を施行した症例の臨床的検討』(ポスター)を発表しました。医療倫理、NIPTなど興味深いシンポジウムも数多く企画されていました。2019年6月18日の山形県沖地震の後、医局内で災害時対応について議題にのぼっていたため、大規模災害における小児周産期リエゾンの活動報告は非常にタイムリーでためになる話題でした。
追記:米沢市立病院の中村先生も済生病院時代の演題を発表しました。
記事は清野先生に書いて頂きました。
2019年7月4日~5日に新潟朱鷺メッセにおいて第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会が開催されました。
当大学からは永瀬教授含め5名の発表がありました。永瀬教授は低侵襲広汎子宮全摘術の課題と展望というワークショップにおいて、「日本の広汎子宮全摘術は本当に優れているのか?」という題で発表されました。日本全国の施設から収集したデータをもとに解析した結果で、腹腔鏡下広汎子宮全摘術の妥当性についての検討結果を発表されました。
他に基礎研究について「子宮体部漿液性癌細胞株におけるフェロトーシス誘導機構とJNK signalingとの関連(太田)」、臨床内容として東北婦人科腫瘍研究会(TGCU)で行った後ろ向き多施設共同研究の「子宮頸癌IB~IIB期における傍大動脈リンパ節腫大例に対する治療法の検討(清野)」、「子宮頸癌で小細胞神経内分泌癌と腺様嚢胞癌、扁平上皮癌の1例(榊)」、「卵巣子宮内膜症性嚢胞の癌化を疑い妊娠中に手術を施行した症例の検討(奥井)」の発表がありました。
また、日本産婦人科腫瘍登録データをもとに解析した「進行子宮体癌における術前化学療法に関する検討(清野)」の発表がありました。各発表において、活発な討論がなされました。
学術講演会のテーマが「婦人科がん治療におけるprecision medicine -導入から実践へ」というテーマだけあり、近年注目されているゲノム解析に基づく非常に興味深い研究が多くみられました。臨床面では、ガイドラインに関する検討、腹腔鏡・ロボット支援手術といった低侵襲手術(Minimally invasive surgery: MSI)に関連する演題が注目を集めていました。
懇親会では新潟の美味しい地酒を味わいながら、今後の新しい研究についての話で大いに盛り上がりました。明日への臨床・研究に生かせる知識を得た有意義な学会参加となりました。
少し前の話になりますが
2019年6月28日 PM 06:00~
産婦人科カンファレンスルームにて
2019年度医局説明会を行いました。
当日はたくさんの5年生、6年生が参加してくれて、素晴らしい賑わいを見せました!毎年ポスター作りに時間を割きまくっている者としては大変うれしかったです。
まず、医局にて永瀬教授、竹原先生、研修医佐野先生から、医局について説明があった後に、国際ホテルに移動して懇親会を行いました。
懇親会二次会も大盛況でした。研修医佐野先生と松江先生のお疲れ会も行い、福長先生が調子に乗って叱られていたとか…
さて何人が医局に入ってくれるか、楽しみです。あと来年のポスターの案を誰かください・・・
今年のポスターPDFを貼っておきます(^^)
2019年7月11日 PM 05:30~
6階東病棟 LDR室にて
産科危機的出血への対応勉強会を行いました。
当院では【産科危機的出血への対応フローチャート】
【産科危機的出血のプロトコール】を作成、運用しています。
新人助産師の配属に伴い、病棟スタッフ&Drで出血への対応方法について、
勉強会を行い、対応方法についての確認を行いました。
Drは異動してきた若手をメインに7名、Ns&Mwは15名参加してくれました。
7月24日(水)には、産婦人科、小児科、麻酔科、救急科、放射線科、手術室、救急部、輸血部、6東病棟での合同産科救急勉強会を例年通り開催する予定です。
7月08日 抄読会 鈴木百合子先生
「良性卵巣腫瘍の保存的管理におけるリスクについて
~多施設前向きコホート研究(IOTA5)の中間解析~」
学生の夏休み期間に入るため、しばらく抄読会はお休みです。
2019年6月15日~16日に第147回東北連合産科婦人科学会 総会・学術講演会を開催しました。
会場は山形テルサ、
手塚尚広会長、プログラム委員長永瀬教授、事務局長松尾先生を筆頭に
医局員一丸となって運営致しました。
運営頂きました大風印刷さん、関わって頂きましたすべての方に感謝申し上げます。
1日目に行われた第16回産婦人科専攻医会(日本産科婦人科学会Plus Oneプロジェクト)では
初の試みとして医学生セッションを行いました。
弘前大学、東北大学から1例ずつ演題発表して頂き、
山形大学からは
4年生の大塚紗歩子さんが「d-ROMsテスト・BAPテストを用いた卵巣癌および子宮体癌における酸化ストレスに関する検討」を
同じく4年生の平野まどかさんが「エジンバラ産後うつ評価票を用いた産後うつ病発症リスク因子の解析」を発表しました。
また、日本海総合病院 専攻医の髙橋裕也先生が若手奨励賞を獲得されました。
7月01日 抄読会 福長健史先生
「経腟器械分娩後の抗菌薬予防投与で母体感染減」