近況報告
郷内雄太先生による抄読会が行われました。
テーマは「Strategies to increase cervical cancer screening with mailed human papillomavirus self-sampling kits」でした。
2023年12月16日(木) 14:00~
山形大学で第25回 山形産婦人科内視鏡の会が開催されました。
特別講演で埼玉医科大学総合医療センター 産婦人科 鮫島 浩輝先生をお招きし「技術認定医への道のりとその先」の演題でご講演いただきました。
婦人科内視鏡技術認定医は受験までの必要症例数や論文・学会発表が多くハードルを高く感じますが、日々の努力を怠らないことの大切さをあらためて実感しました。
認定医取得も含め、日々の内視鏡手術へのモチベーションがあらためて高まりました。
研修医の先生方にも多くご参加いただき、ドライボックスでの演習に皆熱心に取り組んでいました。
今後も切磋琢磨しながら技術の向上に努めたいと思います。
2023年12月14日(木) 19:30~
山形大学で第161回 山形県産婦人科集談会が開催されました。
特別講演で京都大学大学院医学研究科 婦人科学産科学 教授 万代 昌紀先生をお招き「大きく変わりつつある婦人科診療の近未来・未来をどう考えるか?」の演題でご講演いただきました。
遺伝子情報を活用した診療についてのお話を聞き、患者個人の遺伝子情報に基づいた診療が広がりつつある現代で今後どのような説明をして診療を行っていくか、あらためて考える機会になりました。
西美智先生による抄読会が行われました。
テーマは「Predictors and incidence of depression and anxiety in woman undergoing infertility treatment: A cross-sectional study」でした。
伊藤友理先生による抄読会が行われました。
テーマは「Induced Abortion and the Risk of Rh Sensitization」でした。
2023年12月2日(土)~12月3日(日)にかけて、徳島県の徳島市で第38回日本女性医学学会学術集会が現地とWEBでのハイブリッド形式で開催されました。当科からは、山内先生、深瀬先生、県立中央病院の丸山先生、堀川が現地参加いたしました。
演題発表は、当医局出身で現在は山形市内で開業されておられる高橋一広先生がオフィスギネコロジーのためのセミナーとして『クリニックでの開業を成功させるために知っておくべき知識』をご講演されました。
会場では、発表された各大学での臨床研究の成果や希有な症例報告、各施設における手術実績・創意工夫等に関して、身に染みるような冬の冷たい風に負けない程の熱い議論が交わされ、研究・日常診療に関して今後のモチベーション維持に繋がる貴重な機会となりました。
最新の知見を実際に肌身で体験できただけでなく、前教授の倉智博久先生ご夫妻、当医局ご出身の高橋一広先生・成味恵先生、浜松医科大学の寺本麻友子先生と共に徳島名物の阿波牛や阿波尾鶏、ご当地のすだち酒・ゆず酒、徳島ラーメンにも舌鼓を打つことができ、大変実りある学会となりました。
学会参加で得られた知見を明日からの臨床・研究に活かしていくと共に、不在中に診療をカバーしていただいた先生方・スタッフの皆様への感謝も忘れずに、今後も邁進していこうと思います。