近況報告
2023年11月17日(金)11月18日(土)に山形県天童市の天童ホテルにて、第22回 日本婦人科がん分子標的研究会を永瀬智教授が会長を務め、開催しました。
全国各地から多くの先生方にご参加いただき、活発なディスカッションが行われました。
当科からは奥井陽介先生が「化合物ライブラリーを用いた卵巣癌におけるPARP阻害薬感受性増強薬剤の探索的研究」を口演で発表しました。
懇親会では日本酒や芋煮をはじめとした山形グルメに触れていただきつつ、研究内容について他大学の先生ともお話することができ、研究へのモチベーションがさらに向上しました。
温泉も含め、短い間ではありましたが皆様に山形県での滞在を楽しんでいただけたように思います。
遠路はるばるお越しいただいた先生方、ありがとうございました。
松川淳先生による抄読会が行われました。
テーマは「The impact of gum chewing on postoperative ileus following gynecological cancer surgery: A systematic review and meta analysis of randomized controlled trials.」でした。
山内敬子先生による抄読会が行われました。
テーマは「Treatment of gestational diabetes mellitus diagnosed early in pregnancy」でした。
奥井陽介先生による抄読会が行われました。
テーマは「Effect of Exercise on Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy Among Patients Treated for Ovarian Cancer」でした。
中村文洋先生による抄読会が行われました。
テーマは「Interrupting endocrine therapy to attempt pregnancy after breast cancer」でした
榊宏諭先生による抄読会が行われました。
テーマは「Genomic and epigenomic BRCA alterations predict adaptive resistance and response to platinum-based therapy in patients with triple[1]negative breast and ovarian carcinomas」でした。
例年通り9月に3年生の研究室研修が行われ、9月29日と10月13日に研究発表が行われました。
今年は3名の学生が産婦人科で研修し、周産期・生殖・女性医学の分野に分かれて臨床研究に取り組みました。
どの発表も綿密な考察が行われており、1か月間の研究成果が十分に発揮されていました。
3年生の皆さん、お疲れさまでした。また臨床実習で産婦人科をローテートするのをお待ちしています。
日根早貴先生による抄読会が行われました。
テーマは「A Single Preoperative Dose of Tranexamic Acid Reduces Perioperative Blood Loss」でした。
深瀬実加先生による抄読会が行われました。
テーマは「Changing Practices in the Surgical Management of Adnexal Torsion」でした。
2023年9月23日(土)~9月24日(日)に青森県のアートホテル弘前シティで、第70回 北日本産科婦人科学会総会・学術講演会が開催されました。
当科からは以下の9名が口演で発表しました。
・榊先生が「当院におけるレンバチニブ・ペムブロリズマブ併⽤療法の使⽤経験」
・竹原先生が「獲得採卵数不⾜は予測可能か」
・伊藤友理先生が「生殖補助医療により妊娠した患者における、妊娠初期の⾎中HCG値と妊娠⾼⾎圧腎症の関連」
・郷内先生が「進行卵巣癌患者におけるKELIM scoreと相同組換え修復異常が予後に与える影響について」
・佐野先生が「当院におけるジノプロストン腟内留置⽤製剤の使⽤経験」
・太田先生はシンポジウムで発表され、福長先生・國井先生(山形県立中央病院)、川並先生(山形県立新庄病院)も発表されました。
竹原先生は優秀演題に選ばれました。
学会前日には以前行われていた野球大会の代わりにボウリング大会が久しぶりのレクリエーションとして復活し、他大学との親交も深めることができました。学会で得た知見を日々の診療に生かしていきたいです。