
近況報告
2025年11月1日~2日に東京のホテルイースト21東京で開催された、第40回日本女性医学学会学術集会に参加しました。
当医局からは
口演で
山内敬子先生「日本人における早発閉経に影響を与える因子の検討~一般住民を対象としたコホート研究~」
堀川翔太先生「妊娠中の倦怠感に影響を与える因子の検討」
ポスターで
丸山真弓先生(山形県立中央病院)「手術時期決定に苦慮した完全型アンドロゲン不応症の1例」
山口理紗子先生「帝王切開で分娩した妊婦における周産期うつ病に関連する因子の検討」
を発表しました。
参加した先生方は早くも次の研究に向けて考えを巡らせており、夜の懇親会でも様々な意見を交わしておりました。
発表でご指摘いただいた点も今後の研究に活かしながら、さらなる成果が出せるよう精進していきたいと思います。



2025年10月25日に、全国の医学科1-4年生向けのイベントとして、第5回Welcome to OBGYN World!(通称:WOW!)が行われました。
当講座でも、全国の大学とzoomで通信しながら、産婦人科の手技の体験や、産婦人科医の日常経験等を行いました。
学生さんたちは、真剣に分娩モデルに取り組んだり、積極的に質問を投げかけてくれたりととても盛り上がりました。
今後より一層産婦人科へ興味を持ってくれることを期待しています!
現1-3年生の学生さんも、産婦人科に興味ある方はもちろん、興味のない方も来年のご参加をお待ちしております!!(文責:堀川)
山内敬子先生による抄読会が開催されました。テーマは「Prevalence of menopausal symptoms around the time of the final menstrual period in Japanese women: Data from the Japan Nurses’ Health Study」でした。
研修医 森山鑑先生による抄読会が開催されました。テーマは「Single-dose intravenous iron vs oral iron for treatment of maternal iron deficiency anemia: a randomized clinical trial」でした。
日根早貴先生による抄読会が開催されました。テーマは「Sociodemographic profile of women seeking elective egg freezing when financed by the public healthcare system」でした。
齋藤緑先生による抄読会が開催されました。テーマは「Male-Partner Treatment to Prevent Recurrence of Bacterial Vaginosis」でした。
竹原功先生による抄読会が行われました。テーマは「Sperm navigation in humans: a concerted action of multiple means」でした。
2025年9月18日(木)~9月20日(土)に鹿児島県の城山観光ホテル鹿児島で、第65回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会/アジア婦人科ロボット手術学会学術集会 JSGOE& ASGRS 2025が開催されました。
当医局からは以下の先生方が発表されました。
・山内敬子先生「Transvaginal natural Orifice transluminal endoscopic surgery(vNOTES)子宮全摘術でインジゴカルミン染色液を用いた腹膜を明瞭化する方法について」
・中井奈々子先生「自然妊娠し二絨毛膜二羊膜双胎と診断後、妊娠10週で右付属器腫大を認め、腹腔鏡下手術で子宮内外同時妊娠と診断された1例」
・福長健史先生「当院におけるvNOTESによる付属器摘出術の導入と初期成績」
・遠藤輝人先生「腹腔鏡下仙骨腟固定術の合併症の検討と対策」
また、永瀬智先生がワークショップの座長を、松川淳先生は一般口演の座長を務められ、山内敬子先生が学会賞(論文部門)を受賞されました!!!
鹿児島はまだまだ夜も暑いですが、山形は段々と夜の冷えを感じるようになってきました。
体調管理に気を付けて、より質の高い診療を心がけて参ります!
8月末から医学科3年生の研究室研修が行われ、今年は4名の学生に当科を選択していただきました。
それぞれが腫瘍、周産期、生殖、女性ヘルスケアの臨床研究に取り組み、
初めての本格的な統計解析や発表スライド作成を行いました。
9月17日に医局にて発表会を行い、皆、非常に内容の濃い充実した発表となりました。
4週間お疲れさまでした。
これをきっかけに研究に興味を持っていただけると嬉しいです。



伏見和朗先生による抄読会が開催されました。テーマは「Preconception glucagon-like peptide-1 receptor agonist use associated with decreased risk of adverse obstetrical outcomes」でした。