近況報告
2025年5月23日~25日に岡山県の岡山コンベンションセンターなどで第77回日本産科婦人科学会学術講演会が開催されました。
当科からは、
太田先生が「メタボロミクスによる卵巣癌組織と生体試料における再発予測物質の検討」、
清野先生が「Investigation of tumor mutation burden using the comprehensive genomic profiling data of vulvar and vaginal malignant tumors: An observational study using C-CAT database」、
山内先生が「当院における高齢子宮体がん患者に対する高齢者機能評価の有用性の検討」、
渡邉先生が「生殖補助医療における胚移植時の子宮内膜の厚さは分娩時の出血量と相関する」、
松川先生が「EFI術中スコアリングシステムの開発」、
竹原が「Prediction of Fertilization Failure in the First IVF Cycle Using Artificial Intelligence: Development of a Deep Learning Model」、
髙橋裕也先生(山形県立中央病院)が「分娩誘発は帝王切開のリスクとなるか」、
遠藤先生が「子宮筋腫核出術後の妊娠における周産期合併症リスク因子の検討」
を発表しました。
また、山形大学として3名の医学部学生が同行し、「医学生フォーラム」のセッションでワークショップに参加し、全国の同士たちと交流し、堂々と発表をしてきました。
途中豪雨に見舞われながらも、岡山の穏やかな気候のなか、複数の建物を会場とした個性的な会場で多くの学びを得ることができました。デジタルポスターセッションは以前よりも進化し、より討論がしやすい工夫がなされていました。International sessionでは英語での質疑応答に各学会員も慣れてきたように思います。アジアの方の発表も多くありました。総懇親会には、が~まるちょばさんが招かれ、言語をこえた世界的な大道芸を披露され、日本人、外国人とわず感動を呼んでいました。
会期の3日間にわたり、非常にバリエーションに富んだプログラムが目白押しであり、学術講演会は盛会のうちに終了しました。参加した医学生や研修医の先生たちにも良い刺激になったことと思います。また研究成果を携えて、来年の学術集会に臨みたいと思います。
(文、竹原)