近況報告
2025年8月31日(日) 山形大学医学部にてJ-MELS(母体救命)ベーシックコースが開催され、
県内から集まった医師・助産師が産科危機的出血や産科の急変時対応について学びました。
山形大学での開催はかなり久しぶりでしたが、充実した会となりました。
この会で学んだ対応を緊急時にすみやかに実践していけるよう、日々確認しながら診療にあたっていきたいと思います。
2025年8月30日(土) 山形大宅医学部にて第168回山形県産婦人科集談会が開催されました。
特別講演では熊本大学病院 病理診断科 教授 三上芳喜先生に「婦人科病理診断再考-最近の概念と議論」についてご講演いただきました。
普段なかなか講演を聴く機会のない婦人科腫瘍の病理診断について学ぶことができ、大変貴重な機会となりました。
来る10月25日(土) 産婦人科セミナー「第5回 Welcome to OBGYN World!(通称:WOW!)」が開催されることになりました!
対象は、全国の医学生1~4年生です。座学が中心で臨床診療に触れる機会が少ない時期だと思いますので、産婦人科の雰囲気を体感できる企画をご用意しております。
臨床実習開始前で産婦人科に馴染みのない方でも楽しめる内容ですので、ぜひご参加ください!皆様のご応募を心よりお待ちしています!
詳細は下記の通りです(別途、学年毎の連絡内容もご参照ください)。
開催日時:2025年10月25日(土) 14:00〜17:30
開催形式:各大学で現地開催(全国:Zoomを用いたサテライト形式)
※原則として参加学生は自身の所属する大学に集合し、同じ大学の産婦人科医師がサポートしながらオンラインで配信される実習に参加していただきます。
参加費用:無料参加者対象:医学生1年生から4年生
募集期間:2025年7月14日(月)〜9月12日(金)
募集方法:下記HPの登録フォームからお申し込みください。 HP:https://www.jsog-tobira.jp/tobira/information-250714/
企画詳細:
【医学生が1日産婦人科医になってみた】
産婦人科医目線のカメラを通じて産婦人科医の1日を体験します。動画内で結紮などの手技を要するシーンを用い、各大学で実際に体験できます。
【産婦人科にいってみた】
参加学生が、「患者さん目線」で産婦人科の診療を体験できる企画。
日常診療ではどのように患者さんへ説明しているのか、医療面接形式で魅力を伝えます。
【みらい相談会~もしも産婦人科医になったら〜】
実際に診療を行なっている若手産婦人科医と、もしも産婦人科医になったらというテーマで話し合い、将来の自分の姿をイメージするきっかけを提供します。
2025年8月10日(土)
山形県内の若手産婦人科医・初期研修医を対象に、昨年に続き2回目の山形産婦人科内視鏡の会basicが開催されました。
講師として当院の福長先生と山形県立新庄病院の遠藤先生より、技術習得の秘訣や、縫合・結紮・鉗子操作の基本に関してご講演いただきました。
その後ハンズオンで基本の縫合練習を始め、デバイスを用いた卵巣嚢腫核出や筋腫核出モデルでも練習を行いました。
最後のタイムアタックではチームごとに腹腔鏡下で縫合・結紮のタイムを競い大変盛り上がりました。
夜の懇親会では普段なかなか会えない仲間たちとの交流を深め、楽しい時間となりました。
日々の基礎練習をかかさず、今後のよりよい腹腔鏡手術のために努力を重ねていきたいと思います。