近況報告
2024年8月24〜25日の2日間に渡り、アートホテル大阪ベイタワーにて第18回産婦人科サマースクール(以下、SS)が開催されました。
SSは医学部5年生・6年生と臨床研修医1年目を対象とし、産婦人科の魅力を知ってもらうことを目的としたハンズオンセミナーで、分娩介助・超音波手技・腹腔鏡手技や外科手技・グループで協力しての臨床推論などの実習を、全国から集まった現役の若手産婦人科医が直接指導してくれる夢のような会です。
今年は昨年の動向を踏まえ約250名程の参加を予定していましたが、330名の応募があり、北は北海道~南は鹿児島まで津々浦々から将来的に産婦人科を考えている学生・研修医の方々が集まりました。
当科からは堀川がチューター(指導役)として、山形県内からは9名の学生と2名の臨床研修医が参加者としてSSに参加しました(全国的に見てもかなりの大所帯でした!)。
真夏の大阪ということもあり、外はもちろん灼熱の酷暑ではありましたが、会場内も熱気に溢れ、特にグループ対抗戦ではパリオリンピック・パラリンピックに負けない声援と歓声が巻き起こっておりました。
同じ志をもった全国の仲間や若手医師と交流を介したこのSSが、参加された皆様にとって夏の大きな思い出に刻まれると共に、数年後の自分の姿を具体的にイメージしたり不安を払拭したりするきっかけになればと心より願っております。もちろん、いつか共に産婦人科医として働ける日も個人的に楽しみにしております。
最後に案内となりますが、第18回SSの大成功と評判の良さ・反響を受けまして、既に来年の第19回SSの開催が決定いたしました!!!
日程は2025/8/23(土)-8/24(日)、会場は今年と同様にアートホテル大阪ベイタワーとなります。
来年はまさに大阪・関西万博が絶賛開催されているということもあり、さらに熱い夏となることが予想されます。
今年参加された皆様はもちろん、今年参加できなかった産婦人科に興味をお持ちの皆さん、一緒にSSを体験してみませんか?ぜひ参加をお待ちしております。
その他、産婦人科の研修についてなど、ご質問などがありましたらいつでも医局にご相談ください。
深瀬実加先生による抄読会が行われました。テーマは「Risk factors for placenta accreta spectrum in pregnancies conceived after frozen–thawed embryo transfer in a hormone replacement cycle」でした。
齋藤緑先生による抄読会が行われました。テーマは「Venous thromboembolism with use of hormonal contraception and non-steroidal anti-inflammatory drugs: nationwide cohort study」でした。