近況報告
今回はコロナ禍もあり、庄内会場と山形会場、埼玉会場をZOOMで繋ぎ、集談会を開きました
一般演題の発表を、鶴岡市立荘内病院の矢野亮先生、当科の深瀬実加先生が行いました。
また、当科の清野学先生より、がん遺伝子パネル検査の現状について講演いただいた他、
防衛医科大学校産科婦人科学講座 教授 高野政志先生より、自衛隊医療における産科婦人科の位置づけについて、特別講演を賜りました。
各会場をZOOMで繋ぎ、ライブ配信する新たな試みでしたが、つつがなく進行しました。
座長の五十嵐裕一先生の司会の元、活発な論議が行われ、盛況のうちに閉会となりました。
2020年9月24日(木) 医局カンファレンスルームにて
研究室研修発表会が開催されました。
8月31日から4週間にわたって当科で研究室研修を実施した医学部3年生の研修発表会が開催されました。周産期分野を坂本野春来さん、女性医学分野を遠藤晴華さん、不妊分野を端木恵美さん、腫瘍分野を飯塚日向子さんが担当しました。皆さん発表から質疑応答まで堂々としており、普段の学会さながらのディスカッションが繰り広げられました。
産婦人科に興味をもって選択してくれた学生さんばかりなので、数年後、一緒に働ける日が来るのを楽しみにしております。
2020年8月1日(土) 当院CBT室にて第148回山形県産婦人科集談会が開催されました。
山形大学から郷内雄太先生、武士ゆい先生、川並麟太郎先生、伊藤泰史先生、新庄病院から金子宙夢先生、米沢市立病院から山下由花先生、国井クリニックから國井兵太郎先生が一般演題を発表し、活発な議論が展開されました。
また、新型コロナウイルス感染症について、当科の堤先生より最新情報について、県立中央病院の小幡美由紀先生より県立中央病院での感染拡大に対する対策についての講演をいただいた後、日本海総合病院 井出佳宏先生、公立置賜総合病院 小島原敬信先生、横山病院 横山智之先生を加えパネルディスカッションを行い、それぞれの病院でのコロナウイルス対策についての情報交換が行われました。
コロナ禍で様々な研究会や学会が中止・延期となっていたため、発表の機会が減っていた医局の若手たちのいい発表・議論の場となり、またコロナ対策に対する各病院の様々な取り組みをお聞きすることができ、非常に勉強となった集談会でした。
かなり前の話にはなりますが、
記事とポスター作成は中村文洋先生です。
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7月17日(金)18時から 医局カンファレンスルームにて
学生向けのステップアップゼミを開催しました。
今回は中村文洋先生が講師となり、学生が苦手とするCTGモニターについて講義しました。
産婦人科医のキャリア形成に関しても説明しました。
国試対策ばかりではなく、産婦人科という学問に興味を持っていただければ嬉しいですね。
参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。
コロナ禍でなかなか説明会を開けない状況ではありますが、
産婦人科や当医局に興味があれば、お近くの産婦人科医または医局までご連絡ください。
研究室研修で来てくれた医学生の平野まどかさんが
研究→論文化まで頑張ってくれた論文が「山形医学」にacceptされました。
「エジンバラ産後うつ病評価票を用いた、合併症妊娠を含めた妊娠関連項目と周産期うつ病の関連の解析
Association between non-obstetric medical complications and postnatal depression」
平野まどか、渡邉憲和、成味恵(浜松医大)、出井麗、深瀬実加、髙橋可菜子、山内敬子
堤誠司、永瀬智
2020年11月16日 抄読会 中井 奈々子先生
「子宮内膜症に対する両側・片側卵巣腹腔鏡手術後のAMHへの影響」
The effect of unilateral and bilateral laparoscopic surgery for endometriosis
on Anti-Mullerian Hormone (AMH) level after 3 and 6 months: a systematic review
and meta-analysis
Health and Quality of Life Outcomes (2020) 18:314
2020年11月9日 抄読会 出井 麗先生
「産科大量出血ウサギに対するヘモグロビン小胞体輸液の有用性」
Efficacy of resuscitative infusion with hemoglobin vesicles in rabbits with massive obstetric hemorrhage.
2020年11月2日 抄読会 酒井一嘉先生
「妊娠前のベンゾジアゼピン系の内服は異所性妊娠のリスクとなる」
Benzodiazepine use before conception and risk of ectopic pregnancy