近況報告
記事は高橋杏子先生が担当しました。
2019年11月7日(木)~8日(金)に、兵庫県神戸市で第64回日本生殖医学会学会公演会・総会が開催されました。当科からは川越先生、西先生、松川先生、酒井先生と髙橋(杏)が参加しました。
1日目にポスター発表による討論が行われ、川越先生が『子宮鏡下子宮内腔癒着切除術後に妊娠に至ったAsherman症候群の3症例』、西先生が『異所性妊娠にMTX療法2-dose regimenが奏功し子宮温存し得た2症例』、酒井先生が『山形県不妊相談センターの現状』、髙橋が『凍結融解胚移植における、エストロゲン補充期間と治療成績の比較』を発表しました。昨年は北海道地震のため学会が中止となり2年ぶりの開催となりましたが、着床前染色体異数性遺伝子検査(PGT-A)をはじめ新しい知識を取り入れることができ、非常に有意義な学会となりました。常に知識をアップデートし、日々の診療に役立てていきたいと思います。
12日09日 抄読会 福長健史先生
「pPROMの外来管理は妊娠継続機関の延長に寄与するか」
12日02日 抄読会 清野 学先生
「プラチナ感受性再発卵巣癌に対する手術療法は有効か」
11日25日 抄読会 松川 淳先生
「着床前診断 ~PGT-Aを中心に~」
11日18日 抄読会 須藤 毅先生
「良性推定子宮摘出術における潜在性子宮癌の有病率、特徴、および危険因子」
11日11日 抄読会 奥井陽介先生
「妊娠継続期間と子宮体癌は関連があるか?」
10日28日 抄読会 渡辺憲和先生
「妊娠マウスの子宮への酸化ストレスは細胞老化や炎症を惹起する」
10日21日 抄読会 髙橋可菜子先生
「Aldehyde dehydrogenase依存性の解糖系亢進を阻害すると子宮体癌幹細胞の薬剤感受性を上昇させる」
2019年10月5日-6日
堤誠司先生をコースディレクタ-に
ALSOプロバイダーコース IN 山形大学医学部附属病院を開催しました。
平成27年、平成29年に続いて3回目の山形ALSOでした。
受講生・講師陣含めて県外からの参加もあり、賑わったコースとなりました。
受講生20名、講師陣20名とマンツーマンも可能な体制でのコースでした。
周産期チームの堤先生、渡邉先生、髙橋可菜子先生、深瀬、出井先生
出向中の杉山先生が医局からは講師陣として参加しました。
受講生は奥井先生、済生館の冨倉先生、済生病院の伊藤友理先生、研修医の武士先生が参加しました。
二日間学んだことを活かす機会が早速ありましたので、チームワークで乗り切った当院です(^^)
10日07日 抄読会 髙橋杏子先生
「断続的な子宮内バルーン挿入による、子宮腔癒着剥離術後の癒着再形成の予防」