近況報告
2025年06月03日(火) 19時~
ホテルメトロポリタン山形で、Women’s Cancer Update Seminarが開催されました。
まず、群馬大学医学部附属病院 放射線治療科講師 安藤謙先生より「子宮頸癌における放射線治療の今までとこれから」の演題でご講演いただきました。
続いて、新潟県立がんセンター新潟病院 婦人科部長 西野幸治先生より「進行/再発子宮体癌に対する新たな治療選択肢~KN-868/NRG-GY018の有用性~」の演題でご講演いただきました。
重粒子線治療やCCRT+Pembrolizumab療法などの選択肢が増えてきた子宮頸癌治療、TC+Pembrolizumab療法やDurvalumab+Olapalib療法等、複雑化してきた子宮体癌治療に関して大変わかりやすく解説いただきました。
また、ハイブリッド開催ではありましたが、現地には産婦人科医だけでなく、放射線治療科の先生方や看護師の方々も多くいらっしゃり、大盛況の会となりました。
(文責:堀川)
2025年5月9日 山形大学医学部産科婦人科学教室・6東病棟合同新人歓迎会を行いました。
新入局員4名と新人看護師4名からの挨拶やレクリエーションなどを行いました。
新人挨拶では自己紹介や今後の意気込みも語られ、フレッシュなエネルギーに満ちた会となりました。役職を超えて交流が深まり、笑顔あふれるひとときとなりました。
これからもチーム一丸となって、より良い医療の提供に努めてまいります。(文責:日根)
2025年05月10日(土) 17時~
山形大学で第167回 山形県産婦人科集談会が開催されました。
総会では各種報告・表彰に加えて、今年度より入局された先生方の挨拶がありました。
特別講演では、東海大学医学部専門診療学系産婦人科学教授 野村弘行先生をお招きし、「婦人科がん治療に関する最近の話題」の演題でご講演いただきました。
最新のロボット手術の現状や、子宮体がんの新規治療薬などに関してわかりやすく解説いただきました。
懇親会では、野村先生のご趣味の鉄道話や東海大学での取組み・情報発信に関して拝聴することができ、大変有意義な会となりました。
また山形へ来ていただける日を医局員一同、大変楽しみにしております。
(文責:堀川)
2025年5月10日 山形大学医学部CBT室で、第15回山形県若手産婦人科研究会が開催されました。
この会は山形県内の医師10年目までの産婦人科医が一堂に会する会で、今年で15年目になります。
一般講演では所属している病院によっては日常診療でなかなか触れることができないテーマについて理解を深め、特別講演では産婦人科に限らず様々な専門分野の先生をお招きしてご講演いただいております。
今回は
山形大学医学部附属病院の伏見先生が「着床前遺伝学的検査について」、山形県立新庄病院の遠藤先生が「TLH~助手の定型化~」、
日本海総合病院の鈴木啓王先生が、「ホルモン補充療法について」
の発表をされました。
特別講演では、山形大学医学部附属病院 麻酔科の添川先生から「産婦人科医のための麻酔科診療の視点 -若手医師のための実践的アプローチ-」のタイトルでご講演を賜りました。
研修医の先生達も含めて積極的な質疑応答が行われました。また、日頃はなかなか顔を合わせることのない若手医師同士が交流でき、懇親会は大変盛況に終わりました。
2025年3月6日(木) 講師として福島県立医科大学 産科婦人科学講座・教授 藤森敬也先生をお招きし、当院にて山形県周産期医療研修会が開催されました。Web、現地合わせて全部で約90名が参加しました。
藤森先生からは、「胎児心拍数モニタリング講座-大事なサインを見逃さない-」というテーマの下、モニタリングを介しての胎児well-being評価法の基本から原理までを大変わかりやすく、教えていただきました。
また、実臨床症例も交えて解説してくださり、分娩に関わる多職種にとって、明日から実践できる非常に有意義な会になりました。
今回得た知識を活かし、山形県でのより安全な分娩を目指して、日々精進していきたいと思います。
(文責:堀川)
2025年3月2日(日) 山形ビックウイング大会議室にて、「第5回山形県思春期ヘルスケアセミナー~すこやかな未来へ~プレコンセプションケアとは」が開催されます。
当科からも永瀬教授をはじめとして、多数の医師が出演予定となっております!
女性はもちろん、その家族やパートナーである男性も、今回のセミナーを通して女性の健康について考えるきっかけにしてみませんか?
参加ご希望の方はリンク先URLより、申込フォームにてお申込みください。
参加費:無料(参加者全員に大塚製品詰め合わせプレゼントあります!)
応募〆切:02/21(金)まで
応募定員:250名となっておりますのでお早めに
リンク先URL:https://rfm.co.jp/event/p0101657
多数のご参加を、一同、心よりお待ちしております。
文責:堀川
2024年10月6日に、全国の医学科1-4年生向けのイベントとして、第4回Welcome to OBGYN World!(通称:WOW!)が行われました。
当講座でも、全国の大学とzoomで通信しながら、産婦人科の手技の体験や、産婦人科の相談会を行いました。
学生さんたちは、真剣に糸結びに取り組んだり、積極的に質問を投げかけてくれたりととても盛り上がりました。
今後より一層産婦人科へ興味を持ってくれることを期待しています! (文責:日根)
榊宏諭先生による抄読会が行われました。テーマは「Targeting PDGF signaling of cancer-associated fibroblasts blocks feedback activation of HIF-1a and tumor progression of clear cell ovarian cancer」でした。
例年通り9月に3年生の研究室研修が行われ、9月29日と10月13日に研究発表が行われました。
今年は3名の学生が産婦人科で研修し、周産期・生殖・女性医学の分野に分かれて臨床研究に取り組みました。
どの発表も綿密な考察が行われており、1か月間とは思えない内容の濃い研究成果が十分に発揮されていました。
3年生の皆さん、お疲れさまでした。また臨床実習で産婦人科をローテートするのをお待ちしています。
2024年9月27日(金) 18:30~
第10回 山形Well-Agingフォーラムが山形大学医学部50周年記念講堂で開催されました。
座長を永瀬智先生が務められ、特別講演として東北医科薬科大学大学院 医学研究科 産婦人科学分野 教授 渡部 洋 先生および東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学講座 教授 大須賀 穣 先生を演者としてお招きし、それぞれ「子宮筋腫診療のピットフォール」「子宮内膜症診療の最新の考え方」の演題でご講演いただきました。
婦人科疾患のcommon diseaseである子宮筋腫と子宮内膜症診療の歴史から新たな知見に関してまで幅広くお話いただき、非常に有意義な会となりました。
早速、明日からの診療に活かしていきたいと思います。