近況報告
奥井陽介先生による抄読会が行われました。
テーマは「Effect of Exercise on Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy Among Patients Treated for Ovarian Cancer」でした。
中村文洋先生による抄読会が行われました。
テーマは「Interrupting endocrine therapy to attempt pregnancy after breast cancer」でした
榊宏諭先生による抄読会が行われました。
テーマは「Genomic and epigenomic BRCA alterations predict adaptive resistance and response to platinum-based therapy in patients with triple[1]negative breast and ovarian carcinomas」でした。
例年通り9月に3年生の研究室研修が行われ、9月29日と10月13日に研究発表が行われました。
今年は3名の学生が産婦人科で研修し、周産期・生殖・女性医学の分野に分かれて臨床研究に取り組みました。
どの発表も綿密な考察が行われており、1か月間の研究成果が十分に発揮されていました。
3年生の皆さん、お疲れさまでした。また臨床実習で産婦人科をローテートするのをお待ちしています。
日根早貴先生による抄読会が行われました。
テーマは「A Single Preoperative Dose of Tranexamic Acid Reduces Perioperative Blood Loss」でした。
深瀬実加先生による抄読会が行われました。
テーマは「Changing Practices in the Surgical Management of Adnexal Torsion」でした。
2023年9月23日(土)~9月24日(日)に青森県のアートホテル弘前シティで、第70回 北日本産科婦人科学会総会・学術講演会が開催されました。
当科からは以下の9名が口演で発表しました。
・榊先生が「当院におけるレンバチニブ・ペムブロリズマブ併⽤療法の使⽤経験」
・竹原先生が「獲得採卵数不⾜は予測可能か」
・伊藤友理先生が「生殖補助医療により妊娠した患者における、妊娠初期の⾎中HCG値と妊娠⾼⾎圧腎症の関連」
・郷内先生が「進行卵巣癌患者におけるKELIM scoreと相同組換え修復異常が予後に与える影響について」
・佐野先生が「当院におけるジノプロストン腟内留置⽤製剤の使⽤経験」
・太田先生はシンポジウムで発表され、福長先生・國井先生(山形県立中央病院)、川並先生(山形県立新庄病院)も発表されました。
竹原先生は優秀演題に選ばれました。
学会前日には以前行われていた野球大会の代わりにボウリング大会が久しぶりのレクリエーションとして復活し、他大学との親交も深めることができました。学会で得た知見を日々の診療に生かしていきたいです。
2023年9月14日(木)~9月16日(土)に滋賀県のびわ湖大津プリンスホテルで、第63回 日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会が開催されました。
当科からは以下の5名が発表しました。
口演で
・深瀬先生が「チョコレート嚢胞、子宮筋腫に対する腹腔鏡下子宮 全摘術後に尿管狭窄・腟断端子宮内膜症を発症した 1例」
・中井先生が「腹腔鏡下子宮全摘術の術中、偶発的に右卵巣提索欠 損を認めた1例」
・川並先生(山形県立新庄病院)が「内膜症性の癒着に対して後方アプローチによる尿管 同定が有用であった症例」
ポスター形式で
・伊藤友理先生が「腹腔鏡と子宮鏡の観察下に子宮内容除去術を施行し た子宮卵管角部妊娠の1例」
・杉山先生(山形済生病院)が「腹腔鏡下仙骨腟固定術後に腰痛を認め化膿性脊椎炎 が疑われたが、保存的に加療しえた1例」
を発表しました。
琵琶湖の雄大な自然のもと、内視鏡手術に関する新しい知見を多く得ることができました。
山形県も内視鏡手術のレベルが年々上がっています。県内全体で内視鏡手術のさらなる発展を目指して精進していきたいと思います。
竹原功先生による抄読会が行われました。
テーマは「Plasma proteomic profiles of pain subtypes in adolescents and young adults with endometriosis」でした。
2023年9月9日(土) 17:00~
日本海総合病院と山形大学で第161回 山形県産婦人科集談会が開催されました。
特別講演では順天堂大学医学部附属浦安病院 産婦人科 教授・周産期母子医療センター センター長 牧野 真太郎先生をお招きし、妊産婦の貧血とその対応~産後うつも含めて~の演題でご講演いただきました。
日頃から頻繁に診療している妊産婦の鉄欠乏性貧血ですが、あらためて日々の診療における貧血への介入基準や治療内容について考える機会になりました。妊娠中の貧血が産後の様々な疾患にも関与することを念頭に置きながら、鉄欠乏性貧血への治療により積極的に取り組みたいと思います。