当科について

当科の特徴

平日(月曜日~金曜日・祝日祭日を除きます) 午前8:30~11:00受付です。
他院からの紹介状や新患予約があるとスムーズな受診が可能になります。
当科では、婦人科腫瘍、周産期、生殖医療、女性医学といった女性の一生に関わる専門外来を実施しております。詳しくは下記をご参照ください。

がんでお悩みの方へ

がんでお悩みの方へ

私たち山形大学医学部産婦人科腫瘍チームは、山形県における婦人科がん治療の中心的役割を担っています。子宮、卵巣、卵管、腟および外陰部に発生したがんに対し、診断と治療、治療後の経過観察を行っています。毎週火曜日の専門外来では、婦人科腫瘍専門医を中心に診察を行い、細胞・組織診断および画像診断などの診断技術を用いて正確な診断を心掛けています。検査結果については複数の医師で検討を重ね、必要に応じて、関連する他科専門医とも綿密な連携をとっています。治療面では婦人科がんの患者さんに対応できる施設を有し、医学的証拠(エビデンス)に基づき、患者さん一人一人の状態にあわせ、最適と思われる治療を常に選択することを心掛けております。婦人科悪性腫瘍手術は県内でも随一の執刀数であり、安全かつ最善の手術を提供しています。化学療法に関しては、入院・外来ともに経験豊富な医師、看護師、薬剤師等のスタッフが副作用の詳細な説明と対策を行い、患者さんに安心して治療を受けていただける環境となっています。放射線治療では放射線治療科医師と綿密な計画の上、副作用の少ない照射方法を選択しています。また、先進医療である重粒子線治療施設も現在建設中です。さらに、良性腫瘍では、可能な限り腹腔鏡下手術を行い患者さんの希望に沿った治療を行っております。治療後は、細心の注意を払って診察、検査を進めることは勿論ですが、それ以外に、患者さんの訴えをよく聞き、様々な治療の後に起こりうるマイナートラブルの解決に努め、Quality of lifeの向上を目指しています。
外来という限られた時間ではありますが、患者さんのお話をよく聞き、自分の身体についてよく理解していただき、前向きに快適な生活をおくっていただくように努力していきたいと考えています。スタッフ一同、誠心誠意診療にあたって参ります。どうぞお気軽にご相談ください。

お産を控えている方へ

お産を控えている方へ

山形大学産婦人科では、県内外の病院と連携し、医師と助産師からなるチーム体制で周産期医療の全般に取り組んでいます。
正常の経過を示していると思われる妊婦さんから、様々な合併症があるリスクの高い妊婦さん、赤ちゃんに異常がある妊婦さんまで幅広く対応しています。もちろん里帰り分娩の希望もお受けしています。
また、羊水染色体検査、超音波診断装置などを用いた胎児出生前診断を行っています。遺伝カウンセリング室と連携し、専門スタッフによる遺伝相談にも応じています。複雑化するハイリスクの胎児・母体管理のために専門医による高度医療の充実を目指しております。
具体的には
1.正常な経過を示している妊婦さんの妊娠と分娩の管理
2.母体や胎児の異常をみつけるためのスクリーニング検査
3.羊水染色体検査、超音波診断装置を用いた胎児出生前診断、胎盤や臍帯の異常に関する診断
4.切迫早産や妊娠高血圧症候群、多胎妊娠などの管理
5.関連する他科との連携によるさまざまな疾患を合併した妊婦さんの妊娠と分娩の管理
6.小児科、NICUとの連携

赤ちゃんが欲しい方へ

赤ちゃんが欲しい方へ

不妊・内分泌外来では、不妊症、不育症、無月経に対する原因診断と様々な治療をしています。不妊治療は、タイミング法、人工授精などの一般不妊治療から、体外受精、顕微受精、受精卵の凍結保存、融解胚移植などの高度生殖補助技術を用いた治療まで幅広く行っています。当科では昭和60年に初めて体外受精・胚移植を行ってから、体外受精・顕微授精および胚移植をこれまで、延べ8000周期以上に行い、多くの方々に妊娠・出産をしていただきました。
当院では不妊の検査、治療としての腹腔鏡検査や腹腔鏡下手術が可能です。更に、卵管性不妊に対する治療として、卵管鏡下卵管形成術も導入し良好な妊娠成績を治めています。また、子宮鏡を用いた検査も外来にて行っています。
不育症に対しても、系統的な原因検索を行い、原因に応じた治療を行います。無月経、特に若年性の無月経に対して、原因検索と治療を行います。
不妊・内分泌外来は月、水、金の午前中に行っておりますが、その他の曜日も必要に応じて診察を行います。
当科の治療の特徴としては・・・
1. 系統的な不妊症の原因検索が可能です。女性、男性どちらも当科で診断可能です。
2. 常に最新の知識と技術を取り入れ、患者さんの原因に応じた治療を行います。
3. タイミング法、人工授精などの一般不妊治療から体外受精、顕微授精、凍結胚移植など高度
な不妊治療まで幅広く行っています。
4. 不妊を専門とする医師ら(不妊グループ)によるチーム医療を行っています。毎週、不妊グループでカンファレンスを行い、患者さん一人一人の治療方針を決定しています
5. 山形県からの委託を受け、不妊専門相談センターを兼任しております。不妊にお悩みのカップルの方々に、個室でゆっくりと不妊治療に関するご相談をいたします。
6. 不妊症に対する手術療法は内視鏡下手術が中心です。当科には婦人科内視鏡専門医がおり、質の高い内視鏡手術を行っております。
7. 妊娠した場合は当院の産科外来で継続診療を受けることが可能です。
当院は不妊症に関するほぼすべての治療法を行える設備とスタッフを有しています。不妊症で
は、系統的な検査と治療が大切です。不妊でお悩みの方は、是非早いうちに、お気軽に受診してください。

更年期でお悩みの方へ

更年期でお悩みの方へ

ナイスミディ外来では、「女性医学」という総合診療の立場で、幅広い年齢の女性の生活の質の改善・向上を目指して診療をおこなっております。女性は女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する更年期以降、さまざまな症状や疾患が急増します。
ほてりやイライラ、不眠、冷えなどの更年期症状や、尿失禁、性交痛、骨盤臓器脱などは、生活の質の低下をまねきます。また、心筋梗塞や脳卒中などをひきおこす動脈硬化症の危険因子であるメタボリック症候群や、寝たきりの原因となる骨粗しょう症などの疾患は、命にかかわることもあります。日本女性の平均寿命は85歳を超え、閉経後30年以上にわたる女性の生活の質の維持・向上のために、健康管理が重要視されています。閉経前に、がんや子宮内膜症などの治療目的で卵巣を摘出した方、放射線療法や抗がん剤などで卵巣機能が低下した方や、その他の原因で早く閉経を迎えられた方は、エストロゲンの低下により、更年期症状をはじめ、骨粗しょう症や脂質異常などが起きやすくなります。原疾患の治療後も、その後の人生をよりよく過ごすために、健康管理が大変重要です。
エストロゲンの低下による更年期症状に対しては、エストロゲンの補充療法が最も効果のある治療法です。さらに、性交痛、尿失禁などの改善や、骨粗鬆症などの疾病の予防が可能になりつつあります。ホルモン補充療法をはじめ、漢方薬を含む内服薬による治療、手術療法など、患者様の症状およびライフステージに合わせた治療をおこなっております。
具体的には
1. ほてり、イライラ、肩こりなどの更年期症状の診断と治療
2. 尿失禁、子宮脱、膀胱脱などの診断と治療
3. 骨粗しょう症の診断と治療
4. 高脂血症の診断と治療
5. 動脈硬化症の予防と診断
誰に相談したらよいか、どこを受診してよいかわからない症状をお持ちの方も、お気軽に受診ください。