近況報告
9日30日 抄読会 松尾幸城先生
「早期子宮内膜癌に対するロボット手術導入前後で重篤な合併症はどうなるか」
記事は深瀬が担当しました。
2019年9月12日(木)から14日(土) 京都の国立京都国際会館で、第59回日本産科婦人科内視鏡学術講演会が開催されました。
当科からは永瀬教授、堤先生、松尾先生、渡邉先生、竹原先生、杏子先生、酒井先生と深瀬が参加しました。
新百合ヶ丘病院へ出向中の松川先生も参加していました。
1日目は、髙橋杏子先生がシンポジウム「内視鏡手術の地域間格差とその対策」でシンポジストを務め、「山形県における腹腔鏡下手術の現状 -20回の内視鏡セミナー開催を経てー」を口演されました。また、深瀬が「当院における内視鏡手術センターの現状と課題」を口演、渡邉先生が「当院における全腹腔鏡下子宮全摘術の手術時間と出血量に関する術前の因子」をポスター発表されました。
2日目は、竹原先生が「重症OHSSに生じた両側卵巣茎捻転を腹腔鏡下に解除および減量した1例」を口演しました。
3日目はワークショップ「腹腔鏡下ビデオクリニック」で松尾先生がTLHビデオについてのご指導を錚々たる先生方よりして頂きました。
細隙子宮鏡の講演やハンズオン、内視鏡技術認定医取得のTLH・LMのワークショップ、そして先人達のびっくりするような「痛い経験」の講演もあり、大変学びになる学会でした。
9月9日 抄読会 山谷日鶴先生
「HPV感染とCVDリスク」
9月2日 抄読会 清野 学先生
「アスパラギン合成酵素は癌の浸潤・転移に関与する」
8月26日 抄読会 深瀬実加
「胎児発育の生理的多様性」
8月19日 抄読会 永嶋美華子先生
「妊娠中のプロバイオティクス製品摂取時期と
preeclampsia、早産の発生率への影響について」
2019年7月23日
神奈川県立こども医療センター 新生児科 川滝元良先生を講師にお招きして
【第9回 山形STICセミナー】を開催しました。
今回は、
・TOF~PAVSDまで
というテーマて学びました。
次回は8月27日に開催の予定です。
記事は髙橋可菜子先生に書いて頂きました。
2019年7月13日(土)~15日(月)に、長野県松本市で第55回日本周産期・新生児医学会総会および学術集会が開催されました。当科からは堤先生、渡邉先生、深瀬先生、奥井先生と髙橋(可)が参加しました。
1日目は深瀬先生が『当院における全身性強皮症合併妊娠に関する検討』(口演)を発表し、2日目は渡邉先生が『母子手帳交付時のリスク因子から産後の支援を考える』(口演)、奥井先生が『卵巣子宮内膜症性嚢胞の癌化を疑い妊娠中に手術を施行した症例の臨床的検討』(ポスター)を発表しました。医療倫理、NIPTなど興味深いシンポジウムも数多く企画されていました。2019年6月18日の山形県沖地震の後、医局内で災害時対応について議題にのぼっていたため、大規模災害における小児周産期リエゾンの活動報告は非常にタイムリーでためになる話題でした。
追記:米沢市立病院の中村先生も済生病院時代の演題を発表しました。
記事は清野先生に書いて頂きました。
2019年7月4日~5日に新潟朱鷺メッセにおいて第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会が開催されました。
当大学からは永瀬教授含め5名の発表がありました。永瀬教授は低侵襲広汎子宮全摘術の課題と展望というワークショップにおいて、「日本の広汎子宮全摘術は本当に優れているのか?」という題で発表されました。日本全国の施設から収集したデータをもとに解析した結果で、腹腔鏡下広汎子宮全摘術の妥当性についての検討結果を発表されました。
他に基礎研究について「子宮体部漿液性癌細胞株におけるフェロトーシス誘導機構とJNK signalingとの関連(太田)」、臨床内容として東北婦人科腫瘍研究会(TGCU)で行った後ろ向き多施設共同研究の「子宮頸癌IB~IIB期における傍大動脈リンパ節腫大例に対する治療法の検討(清野)」、「子宮頸癌で小細胞神経内分泌癌と腺様嚢胞癌、扁平上皮癌の1例(榊)」、「卵巣子宮内膜症性嚢胞の癌化を疑い妊娠中に手術を施行した症例の検討(奥井)」の発表がありました。
また、日本産婦人科腫瘍登録データをもとに解析した「進行子宮体癌における術前化学療法に関する検討(清野)」の発表がありました。各発表において、活発な討論がなされました。
学術講演会のテーマが「婦人科がん治療におけるprecision medicine -導入から実践へ」というテーマだけあり、近年注目されているゲノム解析に基づく非常に興味深い研究が多くみられました。臨床面では、ガイドラインに関する検討、腹腔鏡・ロボット支援手術といった低侵襲手術(Minimally invasive surgery: MSI)に関連する演題が注目を集めていました。
懇親会では新潟の美味しい地酒を味わいながら、今後の新しい研究についての話で大いに盛り上がりました。明日への臨床・研究に生かせる知識を得た有意義な学会参加となりました。
少し前の話になりますが
2019年6月28日 PM 06:00~
産婦人科カンファレンスルームにて
2019年度医局説明会を行いました。
当日はたくさんの5年生、6年生が参加してくれて、素晴らしい賑わいを見せました!毎年ポスター作りに時間を割きまくっている者としては大変うれしかったです。
まず、医局にて永瀬教授、竹原先生、研修医佐野先生から、医局について説明があった後に、国際ホテルに移動して懇親会を行いました。
懇親会二次会も大盛況でした。研修医佐野先生と松江先生のお疲れ会も行い、福長先生が調子に乗って叱られていたとか…
さて何人が医局に入ってくれるか、楽しみです。あと来年のポスターの案を誰かください・・・
今年のポスターPDFを貼っておきます(^^)