近況報告
2023年4月22日 山形大学医学部交流会館で、山形県若手産婦人科研究会が開催されました。
この会は毎年、山形県内の医師10年目までの産婦人科医のみが一堂に会する会で、今年で13年目になります。
若手では日常診療でなかなか触れることができない分野に関して代表者の発表を介して理解を深めると共に、産婦人科に限らず様々な専門分野の先生をお招きして、明日から使える診療のポイントに関してご講演いただいております。
今回は
山形県立中央病院の國井先生が、「遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)」、
山形県立新庄病院の川並先生が、「生殖医療について 調節卵巣刺激を中心に」、
山形県立中央病院の武士先生が、「超音波を用いた胎児心機能評価」
に関して発表をされました。
特別講演では、山形市立病院 済生館 産婦人科の吉田先生から「東洋医学的診察と日常診療で重宝する漢方処方」に関してご講演を賜りました。
各発表に対して、若手しかいない環境の中で積極的な論議が繰り広げられ、診療に役立つ教養を得ることができたことに加え、夜の懇親会(堀川は諸事情で不参加となりましたが)では改めて同世代の絆を実感する、有意義な会となりました。
若手産婦人科医の皆さん、明日からもチャレンジ精神を忘れることなく、精進して行きましょう!
8月27日・28日に「ALSOプロバイダーコースin山形大学」を行いました。産科救
急に関するシミュレーションコースで、山形では4回目の開催となります。感染
に配慮しつつ少人数で行い、受講者全員が合格されました。
2022年4月23日(土) 17:00~
第155回山形県産婦人科集談会が開催されました
特別講演では
座長を永瀬智先生にお願いし、演者に神戸大学医学部外科系講座 産科婦人科学分野 婦人科先端医療学部門 特命教授 寺井 義人先生をお招きし「婦人科手術におけるパラダイムシフト」の演題で御講演いただきました。非常に刺激的な内容で興味深く拝聴させていただきました。
「第23回 山形産婦人科内視鏡の会」
12月4日(土)第23回 山形産婦人科内視鏡の会を開催しました。
県内の産婦人科専攻医を中心に総勢29名の医師が参加してくれました。
ハンズオンで縫合結紮の基本手技についてみっちりと指導、トレーニングを行いました。
新しい試みとして、山形会場と荘内会場をzoomでつなぎ、遠隔でも指導を行いました。
さらに特別講演として福島赤十字病院 産婦人科部長 矢澤 浩之先生に御講演をいただきました。
会の終了時には、みなさん見違えるほど縫合結紮が上手になっていました。
継続してトレーニングを頑張ってください!(文責:松川淳)
2021年7月22日に山形大学医学部CBT室とzoomのハイブリッド開催で第152回山形県産婦人科集談会が開催されました。
今回は、腫瘍・女性医学・生殖・周産期の各分野より、腫瘍は清野学先生より「当科におけるロボット支援子宮悪性腫瘍手術の現状報告」、女性医学は山内敬子先生より「閉経年齢と動脈硬化疾患との関連~山形県コホート研究~」、生殖は竹原功先生より「生殖医療における慢性子宮内膜炎の現状」、周産期より渡辺憲和先生より「胎盤の厚さの測定による予後予測を目指した研究」について講演がありました。
また、おぎゃー献金贈呈式が行われ「特定非営利活動法人あゆむ」様に贈呈が行われました。
最後に特別講演として、山形大学医学部附属病院 病院長の佐藤慎哉先生より「地域医療における医学部・医学部附属病院の役割」についてご講演がありました。
今回は初めて医局員のみで開催するハイブリッド開催であったため視聴しづらいところもあったのではないかと思います。
初めてのことですのでお許しいただければ幸いです。
今回もコロナ禍のため、
山形会場と九州の加藤聖子先生をMicrosoft teamsで繋ぎ、さらに同アプリでweb参加も可能なハイブリッドで集談会を開きました。
一般演題の発表を、山形市立病院済生館の堀川翔太先生、山形県立中央病院の松江夏未先生、当院の伊藤友理先生、公立置賜総合病院の飯澤早貴先生がされ、座長を渡邉憲和先生がされました。
九州大学大学院医学研究院 生殖病態生理学 教授
加藤聖子先生より「子宮内膜をめぐる話題」の特別講演を賜りました。
写真がなくて申し訳ありませんが、活発な討議が繰り広げられました。
今回はコロナ禍もあり、庄内会場と山形会場、埼玉会場をZOOMで繋ぎ、集談会を開きました
一般演題の発表を、鶴岡市立荘内病院の矢野亮先生、当科の深瀬実加先生が行いました。
また、当科の清野学先生より、がん遺伝子パネル検査の現状について講演いただいた他、
防衛医科大学校産科婦人科学講座 教授 高野政志先生より、自衛隊医療における産科婦人科の位置づけについて、特別講演を賜りました。
各会場をZOOMで繋ぎ、ライブ配信する新たな試みでしたが、つつがなく進行しました。
座長の五十嵐裕一先生の司会の元、活発な論議が行われ、盛況のうちに閉会となりました。
2020年9月24日(木) 医局カンファレンスルームにて
研究室研修発表会が開催されました。
8月31日から4週間にわたって当科で研究室研修を実施した医学部3年生の研修発表会が開催されました。周産期分野を坂本野春来さん、女性医学分野を遠藤晴華さん、不妊分野を端木恵美さん、腫瘍分野を飯塚日向子さんが担当しました。皆さん発表から質疑応答まで堂々としており、普段の学会さながらのディスカッションが繰り広げられました。
産婦人科に興味をもって選択してくれた学生さんばかりなので、数年後、一緒に働ける日が来るのを楽しみにしております。
2020年8月1日(土) 当院CBT室にて第148回山形県産婦人科集談会が開催されました。
山形大学から郷内雄太先生、武士ゆい先生、川並麟太郎先生、伊藤泰史先生、新庄病院から金子宙夢先生、米沢市立病院から山下由花先生、国井クリニックから國井兵太郎先生が一般演題を発表し、活発な議論が展開されました。
また、新型コロナウイルス感染症について、当科の堤先生より最新情報について、県立中央病院の小幡美由紀先生より県立中央病院での感染拡大に対する対策についての講演をいただいた後、日本海総合病院 井出佳宏先生、公立置賜総合病院 小島原敬信先生、横山病院 横山智之先生を加えパネルディスカッションを行い、それぞれの病院でのコロナウイルス対策についての情報交換が行われました。
コロナ禍で様々な研究会や学会が中止・延期となっていたため、発表の機会が減っていた医局の若手たちのいい発表・議論の場となり、またコロナ対策に対する各病院の様々な取り組みをお聞きすることができ、非常に勉強となった集談会でした。
かなり前の話にはなりますが、
記事とポスター作成は中村文洋先生です。
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7月17日(金)18時から 医局カンファレンスルームにて
学生向けのステップアップゼミを開催しました。
今回は中村文洋先生が講師となり、学生が苦手とするCTGモニターについて講義しました。
産婦人科医のキャリア形成に関しても説明しました。
国試対策ばかりではなく、産婦人科という学問に興味を持っていただければ嬉しいですね。
参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。
コロナ禍でなかなか説明会を開けない状況ではありますが、
産婦人科や当医局に興味があれば、お近くの産婦人科医または医局までご連絡ください。